こんにちは!
あなたのかかりつけ栄養士 佐藤彩香です。
私が仕事をする中で、よく聞かれる
“なんでそんなに育成年代のサポートをしたいの?“
ついて私なりの想いを書いていこうと思います。
今の私の仕事
私は今JリーグやBリーグのトップ選手たちと毎月マンツーマンでお話をして、
“どうやってこのシーズンいい状態を作っていくか?“
ということでパフォーマンス向上のための栄養面の部分をサポートしています。
とてもやりがいがあるお仕事をさせてもらっており日々感謝です。大変なことも多く、常にインプット、アウトプットの繰り返しですが、選手たちのレベル感が高く、その方々をサポートするので、自分をもっともっと高めていかないと通用しない!!と思いながら日々を過ごしています。
育成年代のアスリートのサポートがしたい理由とは
そんな中で、トップ選手のサポートだけでなく、育成年代のサポートをしたい理由があります。
それは、
“もう少し早く食事のことを考えておけばよかった“
とトップのアスリートにたくさん言われきたからです。
関われば関わるほど思います。
育成アスリートは、体を作りながらスポーツをしています。将来の丈夫な体を作っていくためにも、この体を作る絶好のチャンス(第二次成長期)を逃してほしくないのです。
ただこのチャンスは女子だと11歳前後、男子だと13歳前後に来ることが多く、意外と早いタイミング(小学生から中学生)のため、なるべく早い段階から選手と保護者の方にその情報を知ってもらいたいのです。
仮にその時期に、エネルギーや栄養素が足りないと、成長に必要な栄養素がうまく確保できないことがあります。そうなった時に、将来もっと長くスポーツを続けたいと思った時に、フィジカル面はもちろん、怪我の多さなどの悩みが生まれやすい可能性があります。
具体的には?
例えば骨量。骨量がもっとも増えるのは思春期の前半から中期にかけてで、ここでしっかり上げておかないと、ピークはもう2度と来ません。どんなに頑張っても来ないものは来ないんです。これで高校生や大学生になった時レベルの高いチームに行けたとして、練習負荷が増えて、そこに体が耐えきれず、疲労骨折を繰り返す。
こんな選手もたくさん見てきました。
現に、「何かしらの負傷を負ったままトップチームに入ってくる選手が多い」というデータも多いです。
そういった悩みを持ったトップ選手とたくさん会ってきたからこそ、未来を見据えた取り組みができるきっかけをたくさん作っていきたいです。
“きっかけ“を作って
そこで自分ごとにして考えて欲しいです。
食事を考えてみるなんてしたこともない選手たちがまだまだ多いです。たくさん食べる!意外にもできることはたくさんあることを知って欲しいと思っています。
食事を変える難しさ、だからこそたくさんのきっかけを
食事は生活に密接に関わりすぎています。
食べたい!という本能のままに食べることも多いし、今や24時間営業のコンビニやスーパーも多く物に溢れています。だからこそ、何も考えずに食べたいものを食べたいタイミングに食べることのできる世の中になったと思います。
便利だからこそ、
“昨日何食べた?“と選手に聞いても
“なんだったっけなー“という選手たちが多いです。
だからこそもう少しだけ
考える“きっかけ“を作っていけたらと思います。そこは私が生涯かけて取り組むものだなと感じています。
頑張って取り組んでいきますので、いいなと思った配信はシェアをして欲しいです。
また想いに賛同して頂けた指導者や保護者の方はぜひ一緒にお取り組みしましょう!
“きっかけ作り“を私と一緒に行いたい!と思って頂けた方はぜひ気軽にメッセージお願いします。何かできることを一緒に考えたいです。
以上長々と語りましたが、
“私の想い“でした!