スポーツ栄養士と母の両立

皆さん、こんにちは!

あなたのかかりつけ栄養士の佐藤彩香です。

本当に久しぶりの更新となります。久しぶりなので何について書こうかなと考えていましたが、まずは昨年から今年にかけて、妊娠、出産を経験し、ライフスタイルが大きく変わりました。

近状の思う事や考えていることをつらつら書きたいと思いますので、お時間ある方は見ていって下さい。

目次

結婚式1ヶ月前に妊娠発覚!!

私が母になるなんて、、。自分でもびっくりです。

結婚式を5月に控えており、4月に妊娠がわかりました。旦那も私も幸せな気持ちになったのは今でも覚えています。結婚式は若干のつわりはありましたが、アドレナリンが出ていたのかその時間は何にも感じず、幸せな空間でした。【準備がなかったらもう一回やりたい!】と結婚式をあげた先輩方から言われていた気持ちがすごくわかります。きて頂いた方ありがとうございました!!

そして、妊婦だった時は、幸せな気持ちの日もありましたが、ホルモンのバランスなのか、気分の優れない時も多かったです。つわりももちろんありまして、料理の仕事は一時ストップしましたし、終わりのない二日酔いのような感覚がずっと続く体で仕事をしておりました。

体調の良い時は良いのに、悪い時はダメダメで、、。元々仕事が大好き!家にはあまりいないみたいな人間だったので、【自分の体をうまくコントロールできない】というのにモヤモヤしていて、家でゆっくりしている自分にもなんか自己嫌悪になったりと、、。感情の起伏も激しかったように思います。

もっと辛い人はたくさんいるので、ママになる全ての女性は本当に強い!と思いながら過ごした10ヶ月だったなと今になって思います。

昨年12月、出産!!!

そして12月に第一子を産みました。私は計画分娩の予定で、麻酔も使用する選択をしました。痛みに弱い人間というのもありないですが笑 産後の自分の体のためにも使えるものは使おう!というのが私の考えでもありましたし、その考えを尊重してくれた家族にも感謝です。

計画分娩とは言いつつも初産のため時間は丸2日かかり、体力はかなり使ったなとーって感じです。でも生まれた瞬間は安心したのと、不思議な感覚になりました。

ただ小さい我が子を見て、しっかりママをやろう!守っていかないと!とさらに決意を新たにしたのは覚えています。

魔の1ヶ月

さて生まれて可愛い新生児期間を楽しむぞ!!!!

そんな気持ちで退院しましたが、まあそんな甘い世界ではありませんでした笑

正直、辛かった記憶しかないです笑

もう無理。眠い。きつい。だめだ。こんな感情がずーっと続きました。もっと新生児のあの期間を楽しめていたらよかったのですが、私はまだそんなできた人間ではなく、余裕がない状態です。体のいろんなところが痛く、産後、こんなに痛いって聞いてないよ!!!と嘆いていました。

1つ言えるのは、【人間、寝ないと壊れる】ということですね。いつでもどこでもパッと眠れる人間だったのので、睡眠に関して悩んだことがなかったのが、実質の睡眠時間は削られ、夜泣きもありでいつ寝てたかな?といった感じ。

どこでも眠れる人間だった私は、短時間でも子供が寝ている間に寝れたら良いのですが、気になるのか、アドレナリン出まくりなのか、寝つきも悪く眠れない日々が続きました。

おそらく1ヶ月の大半の時間は、辛くて泣いていたと思います。

新生児、終了!あっという間に来月1歳

魔の1ヶ月が過ぎて、2.3 ヶ月と時が経つに連れて、少しずつ夜泣きもなくなり、人間らしい生活に近づいてきました。そこからは旦那さんも育休をとってくれた関係もあり、協力しながら子供育てていきました。

首が座る、寝返る、お座りができる、つかまり立ちをする、あーうーと声を発する

1つ1つの成長がたまらなく、可愛いです。

ただ同時に、機嫌が悪い時は怪獣のように泣き、体調はすぐ壊してと大変な部分もまだまだたくさん。全てが初めてで、何に泣いているのかわからず、焦ったり、時にはイライラして子供にも当たってしまうこともあります。そして寝顔をみて、「ごめんね」と謝る。そんな日々です。

ママ1年目。感じたのは、子供は自分の弱いところをぐわーって洗い出してくる。自分だけだったら、自分の弱い部分に蓋ができるし、見なくても済む。ただ子供はそれを遠慮なく、表に出してきて、向き合え!って言ってくる感覚です笑 

1つ例に挙げると、

離れるのが可哀想。そばになるべくいてあげることが大事!とか

忙しいけど、手作り料理が1番だろうから、頑張って作る!とか

将来のために、子供がやりたいことを全部やらせてあげたいから今とにかく働いてお金を貯めよう!

とかできれば完璧に!ママになったんだから!と自分に言い聞かせてきました。そのこだわり?完璧主義?が悪い方に働いて、家族の雰囲気が悪い状態になる。ここは今でも課題ですし、今後の改善点ですね、、。(この記事を書きながら反省しています)

我が子はめっちゃ可愛い!!ダメダメママ1年目、ママも少しは成長できたかな?

仕事との両立

ずらずら書きましたが、そんな私生活がありながら、仕事の本格的な復帰は産後2ヶ月でしました。

ただ生んだ当日も翌日もメールチェックなどはしていて、苦痛ではなかったので、仕事が本当に好きなんだなとこの経験をして感じました。

ただやっぱり、産前と比べると仕事をセーブしながらやることも増えましたし、働き方も変わっていきました。合宿の帯同はもちろん、専門学校の講師や料理の撮影などは、動ける他の栄養士さんにお願いをしています。私は家でできる仕事が7-8割。ただ現場に行かないとわからないこと、見えないこともあるので、必要最低限はしっかり現場にいきながらお仕事をしています。

今すごく感じるのは、仕事も100点。家庭も100点。を目指すと自分が壊れてしまうということ。自分の機嫌が悪くなって、余裕がなくなって、それが家族にも伝染することです。そのため、仕事50点、家庭50点とか?両方やってるんだから、そんなスタンスでやっていくのが大事なのかなと感じるようになりました。もちろん仕事を適当にするとかではないです。仕事はもちろん丁寧にしますが、そういった【スタンス】でいないと続けるのが難しいのではないのかなと思うのです。

仕事も任せられるものは、任せる!

家事も手を抜けるものは抜く!

そうやって少しずつ、今の自分の一生懸命をやっていけば良いのかなと今感じています。(文字で偉そうに描いていましが、実際はまだまだで、旦那に「もっと人を頼りなよ」「ママの機嫌は子供に影響するよ」と注意を受けます、、)

そして今一緒にお仕事をしていただいている方々。本当にありがとうございます。【なんかあったらいつでも言って】と家族のように声をかけてくれる方々のおかげで自分は自分らしく働けていると感じます。しっかりこれからも恩返しの気持ちを忘れずに仕事をしていきたいなと思います。

これからのこと

きっと私のように悩みながら仕事と家庭を両立して頑張っている方がたくさんいると思います。

また両立は難しいのかなと諦めてしまう方も多いように感じます。スポーツ栄養士は特に現場にいてなんぼ!みたいなところが多いので、不安ですよね。私もすごく不安でしたが、周りのたくさんの方に支えてもらいながら、なんとかまずは1年両方やってきました。

そのためそういった方々に何かできることもやっていきたいなと思います。この1年で私が動けない時に、合宿の帯同、作り置きのサポート、専門学校の講師、栄養計算の仕事など多くのものをたくさんの栄養士さんに手伝っていただきました。そしてその取引先さんからのクレームはゼロ!!むしろたくさんの感謝の言葉を頂きました。

これで思ったことは私の周りには素晴らしい栄養士さんたちがたくさんいるし、これからもっとキャリアを積みたい!と思っている人が多いのかなと感じました。そういった方達と一緒に仕事をして、よりスポーツ業界に栄養士ができることを届けていきたいなと思っています。

まだまだ未熟な私ですが、これからも頑張りますので、これからもみなさま宜しくお願いします。

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