パフォーマンスに直結!?アスリートと油。

こんばんは。

あなたのかかりつけ栄養士の佐藤彩香です。

最近すごく感じる「油の質とパフォーマンス」

これを私なりの目線で書いていきたいと思います。

 

目次

油は「質」が命

まさしくこれ。

油の質を見直すと、すごくアスリートのコンディションが整うなと感じています。

油=太る!そんな考えがまだまだ多いですが、プロの選手や海外の選手はしっかり油を質でみれるようになっています。

 

油には様々な種類があります。ざっと分けると形が見える飽和脂肪酸形が見えない不飽和脂肪酸に分かれます。

形が見える油(飽和脂肪酸)=バターや肉などの脂

形が見えない油(不飽和脂肪酸)=魚類や植物油に多く含まれ、常温では液状で存在します。

不飽和脂肪酸もさらに枝分かれすることができ、人間の身体で合成できる油(オメガ9)合成できない油(オメガ3、オメガ6)に分けることができます。

あーもうわけわかんない!!!という方も多いと思いますので、シンプルに!

今回は、一番知っていてほしい「身体で合成できない油」のオメガ3とオメガ6について詳しく伝えます。

 

人間の身体で合成できないのなら食事で摂るしかない

合成できないのなら食事からとる必要があります。

オメガ6は、植物由来の油では、コーン油、大豆油など、身近な油の主成分でもあります。なのであまり不足することがない!むしろ多量に摂りすぎな方も多いくらいです。

ただもう一方のオメガ3は、植物由来の油では、えごま油や亜麻仁油に多く含まれるほか、青魚含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)になります。なかなかオメガ6より摂りにくい油で、かつ酸化しやすいため加熱調理に向きません。そのため、オメガ3が不足気味であることが問題となってします。

オメガ3をしっかり摂っていくメリットは?

持久力をアップし、最後までバテにくい体にするためには、血液がスムーズに流れ、末梢まで酸素を供給させる必要があります。

なぜなら、末梢まで酸素が行き渡らなければ、体は酸欠状態になってしまうから。そのため体の血液は、「ドロドロ血液」ではなく、スムーズに流れる「サラサラ血液」であることが大事です。

「サラサラ血液」は、運動効率をUPするだけではなく、心臓への負担軽減や疲労軽減効果をもたらします!!
また運動時に発生する炎症物質を抑制したり、脂質代謝を促進して、体脂肪を減少させたりといった様々な効果も。

アスリートにとって嬉しいメリットがたくさんです。

では生活でどう取り入れればいいの?

忙しいアスリート。

どうやって生活にオメガ3を取り入れましょうか。

なかなか料理ができないアスリートは、ナッツを間食に取り入れることから始めましょう!

あとはオメガ3のサプリメント(EPA、DHA)のサプリメントを取り入れても良いです。

料理が好きな方や、パートナーがいるかたは、亜麻仁油、えごま油を使用したドレッシングを作って、サラダをかけていくのもよいですね。ヨーグルトにかけたり、納豆に入れたりする方も多いです。

熱してしまうとこの油は酸化して、いい効能がなくなってしまうので、なかなか摂取が難しいです。

だからこそ無理なく、自分のライフスタイルにあった摂り方を模索していきましょう!!

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